板垣李光人さんとモードの歴史を学ぶ

70年代のイヴ・サンローランのPコート。いま着ても美しい仕立てに板垣さんも惚れ惚れ。
70年代のイヴ・サンローランのPコート。いま着ても美しい仕立てに板垣さんも惚れ惚れ。日本服飾文化振興財団にて。
Photography: Wakaba Noda<tron>

ヴィンテージ大特集のSPUR8月号にて、服好きの俳優・板垣李光人さんと一緒にモードの歴史を教えてくれる場所へ向かいました。

まずは現在開催中の展覧会「ファッション・イン・ジャパン」へ。国立新美術館主任研究員の本橋さんから日本の洋装ヒストリーを学びます。大河ドラマ「青天を衝け」で、徳川昭武役で出演中の板垣さん。ちょうど和装から洋装に代わる時代を演じているとあって、興味津々です。特に驚いたのは、戦後、物資不足の中でも、人々はおしゃれ心を持ち続けていたという事実と、その証拠に見せていただいたもんぺの可愛らしさ! こちらは誌面に掲載できなかったので、チャンスがあればぜひ会場で見てみてください。

続いて向かったのは、赤坂にある公益財団法人・日本服飾文化振興財団の資料館。ヴィンテージの服や昔の雑誌などを手に取ってみることができる貴重な場所です。デザインの元ネタになる“本物”がそこかしこにあり、しかもそれらを着用することもできるのです。バーバリーの名品や、モード史に燦然と輝くイヴ・サンローランのあのアイコニックなアイテムなどなど。次から次へと袖を通していく板垣さんはとっても楽しそう。そして、本物が持つエターナルなパワーに圧倒されました。

まさに、古きをたずね、新しきを知る。誌面を通して、ぜひ一緒に学びましょう!

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